MAISON DE BALLET Minami-Aoyamaのブログ

MAISON DE BALLET Minami-Aoyama (メゾン・ドゥ・バレエ南青山) の事務局より、日々のスタジオ情報をお届けします♪

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☆「牧阿佐美バレヱ団60周年」に関するご案内♪

皆様こんにちは!牧阿佐美バレヱ団・橘バレヱ学校公認「MAISON DE BALLET Minami-Aoyama(メゾン・ドゥ・バレエ南青山)」事務局です。

当スタジオが公認を受けております牧阿佐美バレヱ団は、1956年に設立され、今年60周年を迎えます。

そのため、60周年記念公演として、昨年5月の「Unforgettable Evening」を皮切りに各種の公演を上演してきており、その第5弾として先日行われた「白鳥の湖」は、カナダ国立バレエよりスヴェトラーナ・ルンキナさん、ボリショイ・バレエよりルスラン・スクヴォルツォフさんの両プリンシパルを迎えて大盛況のうちに幕を下ろしました。

特に2幕4幕の白い場面でのコール・ド・バレエ(群舞)に定評のある牧の白鳥ですが、今回もその期待を裏切らない素晴らしいパフォーマンスでした!

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今後は、6月11日(土)および12日(日)「ノートルダム・ド・パリ」(プリンシパルはミラノ・スカラ座より招聘)、また8月27日(土)および28日(日)には、新国立劇場オペラパレスにて「飛鳥 ASUKA」、そして12月17日(土)および18日(日)には冬の風物詩「くるみ割り人形」が、五反田ゆうぽうとホールに代わり、文京シビックホールで初めて上演される予定です。

一連の記念公演のなかでもメインを飾るのは、8月の「飛鳥 ASUKA」です。耳慣れない作品名だという方もいらっしゃると思いますが、それもそのはず。この作品はもともと、牧阿佐美先生のお母様、橘秋子先生によって振り付けられた「和」を題材にした一連のグランド・バレエ作品(この他に、「戰國時代」「角兵衛獅子」など)のひとつ、「飛鳥物語」で、初演は1957年、その時の主役は、当初配役されていた牧阿佐美先生の怪我による代役で、現在、新国立劇場芸術監督でいらっしゃいます大原永子(おおはら・のりこ)先生が務められました。
(その時のキャスト一覧は、昭和音楽大学の「バレエ情報総合データベース」のこちらのページで閲覧可能です。)

その後幾度かの再演を重ねましたが、一番最近の上演は30年前(!)の「牧阿佐美バレヱ団創立30周年記念公演」だったというのですから、ご存知ない方が多いのも無理はないですね。

上記の「バレエ情報総合データベース」より、30周年記念公演のキャストを見ると、当スタジオでお馴染みの先生方何人かのお名前を見つけることができます(諸星静子先生横山薫先生坂西麻美先生、特別クラス講師の千葉るり子先生大畠律子先生岩本桂先生)。

今でこそ大ベテラン講師の方々ですが、横山薫先生に伺ったところ、このときは「バレヱ学校を卒業してカンパニーに入団したかしないか」、というタイミングだったそうです(そこから30年、舞台で活躍し続けていらっしゃることにも驚きですね!)。

30周年で上演した作品を、この60周年では2幕ものの新版に改訂して上演する予定となっているというのですから、この作品が牧阿佐美バレヱ団にとっていかに特別で大切なものであるか、そして上演に向けた意気込みが伝わってきます。

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またこのたび、この60年の伝統ある牧阿佐美バレヱ団の活動のすべてがまとめられた記念誌が刊行されることになりました。

「牧阿佐美バレヱ団60年史」というタイトルのこの冊子は3部冊、全400頁で構成されており、牧阿佐美バレヱ団創立以降の歴史のみならず、その基礎となった日本バレエ草創期から、1997年の新国立劇場創設を経て現在に至るまでの約100年間の日本バレエ界の軌跡が時系列で紹介され、それぞれに貴重な写真や文献、ダンサー達による証言などが盛り込まれています。

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ご覧のように、3部冊の3冊目は別添資料として、牧阿佐美バレヱ団はもとより、橘バレヱ学校、日本ジュニアバレヱ(JJB)、AMステューデンツ、牧阿佐美バレヱ塾などの教育機関に至るまで、関係団体にこれまでに在籍した全ダンサーの氏名一覧が記載されます。

この記念誌を眺めるだけでも、日本バレエの成り立ちと歴史から、牧阿佐美バレヱ団のすべてに至るまでを知ることができる、とても興味深く貴重な資料ですね。

販売価格は22,000円(税込)と決して安価ではありませんが、それだけの情報が詰め込まれ、他の場所、他の時期には得ることのできない内容ですので、ご興味がおありの方は是非お手元に置かれてはいかがでしょうか。

ご購入を希望される方は、メゾンにも申込書がございますので、どうぞお申し付けください。

最後に、牧阿佐美バレヱ団の公認スタジオとして2013年8月に発足しました当スタジオ「メゾン・ドゥ・バレエ南青山」の成り立ちについて、先日、いつも皆様をお迎えしておりますスタジオ代表が小さな対談番組でお話する機会がございましたので、ご紹介させていただきます。

ご興味ありましたら、是非(メゾンと関係ない話題の部分は飛ばして)ご笑覧くださいませ。

(この癒しオーラたっぷりのパーソナリティーの方、どこかで見覚えが…という方もいらっしゃいますよね??お会いになりたい方は是非、こちらのクラスにご参加ください♪)

今後とも、日本バレエ全体、牧阿佐美バレヱ団へのご声援を宜しくお願い申し上げます。

そして、メゾンへのご来館を心よりお待ち申し上げております。

 

MBMA事務局(スタジオWebサイト:http://mbma.jp/